明豊、破天荒ルーキーの新たな挑戦 (高校剣道)

11月10,11日に大分県はべっぷアリーナで高校剣道新人戦が行われる。

大分県と言えば、明豊高校の躍進が目覚ましい。2016年に創部されたばかりの同剣道部はレギュラー全員1年生にしてそうした2016年に大分県で県インハイ予選、新人戦、選抜予選の3冠を達成。高校剣道ファンをあっと驚かせ、「破天荒ルーキー」と呼ばれた。

更に今年は2月に行われた九州選抜大会で団体3位、大将の中尾が個人3位入賞、全国選抜でも団体ベスト16。最後のインターハイ団体では悲願の予選リーグ突破、トーナメント一回戦で準優勝した育英敗れたものの、県外でも結果を残した。ちなみに明豊がインハイ団体で予選リーグを突破したため今年度の大分県団体男子の全国選抜出場校は2校となった。

明豊高校、破天荒ルーキー達の集大成 (高校剣道)

2018.03.13

新しい布陣

1年生時からレギュラーとして活躍していた中尾、武蔵、釘宮、伊藤らが今年の夏で引退し、新2年生を中心としたチームが発足した。現2年生のは昨年度から主に先鋒としてレギュラー出場しており、全国大会の経験もある。おそらくは彼を中心にチームが構成されていくと思われる。

 

試合組み合わせ

新人戦の組み合わせを見ていこう。

まずは個人戦は101名が出場、頂点を目指す。明豊からは堤、板井、山下の3名が出場予定。一昨年から大分県で圧倒的な成績を残しているだけあって、3名ともブロックの四隅に配置されている。堤と板井は今年のインハイ県予選個人で3年生を押しのけてそれぞれ3位と5位入賞を果たした実力者だ。ブロック四隅残りの一つは大分国際情報の安倉。大分国際情報は近年非常に力をつけてきている。

団体戦は22校が出場予定。明豊は第一試合場のシードで第二回戦から出場。順当にいけば準決勝で日田高校と当たる。同高校は2008年にインターハイを制したことで高校剣道ファンの記憶に新しい。ちなみに当時日田を率いたのは明豊剣道部創部時から監督を務める岩本総監督

日田を破れば、三重総合、大分鶴崎、大分国際情報、大分らと優勝を争う。代が変われば戦力図が大きく変わる学生剣道において新人戦の結果を予想することは難しいが、堤や板井といった九州大会や全国大会を経験しているメンバーがいる明豊にアドバンテージがあるのは間違いないだろう。

直近のインハイ県予選を見れば、団体決勝リーグに勝ち進んだのは明豊の他、大分鶴崎、三重総合、大分。大分国際情報は決勝リーグを目前にして大分鶴崎に2-3で惜敗。決勝リーグでは明豊が3連勝でインハイ出場を決めた。準優勝は三重総合。個人戦を制したのは明豊の中尾、前述のように堤と板井も3位、5位入賞を果たしたが、三重総合も5位までに2名入賞しており、今年は団体・個人ともに明豊へのリベンジを果たしたいところだ。

 

まとめ

昨年度まで高校剣道界を席巻した明豊高校、今年はどのような活躍を見せてくれるだろうか。しかし、三重総合をはじめとする大分県の強豪も黙ってはいない。王者・明豊を打倒するべく包囲網をしいてくるはずだ。新世代たちによる新人戦はそれぞれの勢力図を知る良い機会となる。勝負の行方を注視したい。

 

試合結果

明豊男子は見事優勝を果たした。二回戦から大分上野丘、日田林工、三重総合を破り決勝進出。決勝では大分国際情報を5-0で破り、圧勝で優勝を決めた。また、個人戦でも堤と山下がワンツーフィニッシュ、板井も5位入賞を果たすなど、大分県は明豊の天下であることを改めて示した。個人戦五位までには3位濵田(三重総合)、宮崎(大分)、5位山下(大分国際情報)、後藤(三重総合)、安倉(大分国際情報)らが入賞しており、来年の夏までに打倒・明豊を狙う。

 

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