敬徳高校、雪辱を果たし5年ぶりインハイ出場!(高校剣道)

 

5月31日~6月1日にかけて佐賀県インハイ予選が行われ、全国でも多くの実績を残している龍谷、三養基、敬徳などがインハイへの出場権を争った。

試合結果

さて、インハイ男子の結果は下記の通りとなった。

<男子団体>

優勝:敬徳

準優勝:三養基

3位:龍谷 / 佐賀学園

 

<男子個人>

優勝:小川夢希也(敬徳)

準優勝:江口慶(敬徳)

三位:上城拓也(三養基) / 三宅涼介(龍谷)

五位:坂本健輔(武雄) / 篠原旭(佐賀学園) / 白武憲人(龍谷) / 北翔太朗(敬徳)

 

この試合結果を見て一目瞭然だが、敬徳強し!である。団体優勝に加え、個人でも優勝・準優勝・五位を占めるなど男子においてはほぼ完全優勝と言ってよいだろう。1年生時から大将を務める小川率いる敬徳は今まさに”仕上がっている”状態のようだ。

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雪辱を果たし5年ぶりの優勝

インハイ予選で敬徳が男子団体を制するのは5年ぶりのこと。そして5年ぶり、ということ以上に敬徳にとって今回の優勝には大きな意味があった。

実は敬徳、これまでの4年間男子団体はすべて準優勝で終わっていたのである。インハイまであと一歩というところまでいきながら、平成30, 29年度は龍谷、28年度は白石、27年度は三養基が優勝するのを横で見ているしかなかった。

一年時から敬徳の大将を務める小川が最終学年を迎える今年こそインハイ出場を、と今回の予選に懸ける気持ちは大きかったに違いない。

 

龍谷との大一番

佐賀県において近年ツートップは龍谷と敬徳だ。両校共に全国での実績も十分な強豪校。

龍谷は2005~2007年頃の川崎、西村、三雲、栗山、海野らを擁した黄金世代、2013年に全国で活躍した大将・久田松世代などが剣道ファンの記憶に新しい。

両校は県内の大会で常に火花を散らしている。

昨年度の大会では、敬徳:春季大会、選抜県予選、龍谷:新人戦、インハイ予選と2回ずつ優勝を分け合った。選抜で福大大濠を破るなど健闘を見せた敬徳がインハイで見られないことに落胆したファンも多かったはずだ。

そして令和元年、4月の春季大会では龍谷が準決勝で敬徳を僅差で破り、決勝でも佐賀北を下して優勝。敬徳にとって龍谷は全国に出場するためには必ず倒さなければいけない壁だった。

大会初日、敬徳は男子個人で小川と江口がワンツーフィニッシュ、団体戦へはずみをつけた。

男子団体、敬徳は緒戦を順当に勝ち上がった。決勝リーグに進んだのは敬徳、佐賀学園、三養基、そして宿敵の龍谷だ。

敬徳は佐賀学園、三養基に勝利し、2勝で迎えた龍谷戦。

大一番は敬徳先鋒の山口が素晴らしい相引きメンを決めて一本勝ち、幸先の良いスタートを切る。そして更に、なんとなんと次鋒の北、中堅の田中も勝利しこれで3勝、副将・大将戦を前にあの強豪・龍谷に対して勝利を確定させてしまったではないか!

しかし敬徳の勢いは止まらない。個人戦2,3位同士の試合となった副将戦も江口が三宅に華麗な引きドウを決めて一本勝ち。既にスコアは4-0となっているが、敬徳大将・小川はあたかも勝利が必須であるかのような怒涛の攻めを見せ、爆裂コテを2本奪い見事勝利。昨年の大将戦で龍谷の安藤に敗れた雪辱を果たした。

最終的に敬徳は龍谷を5-0で下し、県予選を制した。

 

まとめ

佐賀県予選を圧倒的な力で制した敬徳、インハイではどのような戦いを見せてくれるだろうか。

今年の4大大会で敬徳は選抜の決勝トーナメント1回戦で小牛田農林に敗れベスト16、魁星旗では4回戦で奈良大付属に敗退。

九州剣道と言えば福岡や熊本にスポットライトが当たりがちだが、力強く打ち切る敬徳の剣道は非常に魅力的。龍谷とのプレッシャーのかかる大一番でも、先鋒から大将まで思い切りよく鋭い打突を繰り出しており、見ていて清々しい。彼らの力強い剣道が今夏の玉竜旗やインハイで遺憾なく発揮されることを楽しみにしたい。

 

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